【奨学金も含まれる!?】ブラックリストに登録される条件

ブラックリスト….

ブラックリストに登録されてしまうとローンを組めなくなったり、クレジットカードを作れなくなったりとその後の生活に大きな影響を与えてしまいます。
支払いが遅れてしまったことがある人は「自分はブラックリストに登録されてない?」と不安になったこともあるでしょう。
この記事では以下のような疑問が解決できるように、ブラックリスト(信用情報)について解説していきます。

・「そもそもブラックリストって何?」
・「カードの支払いが1週間遅れてしまったけどブラックになるの?」
・「公共料金や税金の滞納はブラックになるの?」
・「奨学金の滞納はブラックリストの対象?」

1 ブラックリストとは”信用情報に異動情報が登録されている状態”のこと

世間一般では「ブラックリスト」と呼ばれていますが、「金融ブラックの人達が載っている名簿」というものは存在しません。
一般的に「ブラックリストに載る」と言われているのは、「信用情報に異動情報が登録されている状態」のことを指します。
一言で言っても分かりにくいと思いますので”信用情報”、”異動情報”というワードから説明していきましょう。

1.1 信用情報とは

金融機関が顧客の信用を判断するために参照している情報のことで、個人の借り入れ状況や返済状況、ローン契約の内容や申し込み状況などが登録されています。
日本には以下3社の信用情報機関があって、各金融機関はこれら信用情報機関に加盟することで個人の信用情報を参照し審査の材料としています。
・KSC…主に銀行が加盟している
・CIC…主に消費者金融およびクレジット会社が加盟している
・JICC…CICと同様、消費者金融およびクレジット会社が加盟
名前を覚える必要はありませんが、信用情報機関というところに申し込み情報や支払い情報が記録されているんだなと思っておいてください。
それと、CICとJICCはFINEという交流ネットワークがあるため貸付金額や延滞情報を交換しあっています。
「延滞しちゃったけどJICCしか加盟してないから会社だから、CICのみ加盟している会社の審査には影響ないじゃん!」という上手い話はありませんのでご注意ください。

1.2 異動情報とは

以下のいずれかの条件で信用情報に”異動”と記録されます。
・長期延滞…支払い期日から61日以上の遅れが発生した場合
・代位弁済…保証会社による代位弁済が行われた場合
・債務整理…自己破産や個人再生を行った場合
代位弁済も債務整理も一般的には支払いが長期延滞が発生したのちに起こることなので、ブラックリストに登録される条件は「61日以上の遅延」と覚えておくと良いでしょう。
数日支払いが遅れてしまったというだけではブラックリストにならないので安心しましょう。

2 支払いが遅れた会社が信用情報機関に加盟しているか確認しよう

ブラックリストは”信用情報”に”異動情報”が登録された状態のこと。
つまり支払い遅延が発生した会社が信用情報機関に加盟していなければ、信用情報には何も影響がなく、ブラックリストにならないということです。
以下に信用情報に影響が出るパターンと出ないパターンをまとめました。

2.1 遅延によりブラックリストになるパターン

・各種ローン(住宅ローン・自動車ローン・カードローンなど)
・クレジットカード(ショッピングもキャッシングも)
・携帯端末の分割払い
この中で注意していただきたいのは、携帯端末の分割払いです。
端末の分割払いは携帯電話の利用料金と一緒に請求が来る上、契約時に端末の分割代金分の割引が適用されたりするため、契約者側が分割を組んでいる実感を持ちにくいです。
しかしながら、端末の分割払いもれっきとしたクレジット契約であり、契約情報や支払い情報が信用情報機関に登録されます。
つまり支払いを滞るとブラックリストになる可能性があるので注意してください。

2.2 遅延によりブラックリストにならないパターン

  • 各種公共料金(電気・水道・ガスなど)
  • NHK受信料
  • 固定電話使用料
  • インターネット使用料
  • 各種税金(住民税・所得税・固定資産税など)
  • 国民年金

上記の支払いは債権者(請求元)が信用情報機関に加盟していないため、支払いが遅れてしまったとしても信用情報に影響することはありません。
もちろん、支払いをクレジットカード払いにしている場合にカード支払いを長期延滞してしまった場合にはブラックリストになるのでご注意ください。

2.3 奨学金はブラックリストになる?

学生時代に奨学金を借りていた人も多くいるかと思います。
奨学金の支払い遅延が信用情報に影響でるかどうかは奨学金の借入先によって変わります。
奨学金の借入先が「独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)」の場合には支払い遅延によりブラックリストになる場合があります。
日本学生支援機構は2010年より信用情報機関KSCに加盟しているためです。
延滞3ヶ月以上でKSCに情報が登録され、ブラックリストとなります。
奨学金の借入先が大学の貸与型奨学金制度だったり、地方自治体やその他民間団体だったりすれば債権者側が信用情報機関に加盟していないため、支払い遅れによるブラックリストは避けられます。

2.4 家賃の滞納はブラックリストになる?

家賃の滞納については家賃保証会社を利用している場合にブラックリストになる場合があります。
賃貸を契約した際の保証会社がどこだったのかを調べてみましょう。
保証会社が”信販系保証会社”の場合には信用情報機関に加盟している場合が高いです。
有名どころは以下のような会社です。

  • (株)エポスカード
  • (株)オリエントコーポレーション
  • (株)ジャックス
  • (株)クレディセゾン
  • (株)セディナ  etc…

一度は聞いたことがあるような会社が多いかと思います。
上記に挙げたような大手クレジット会社は家賃保証事業を行っていることが多いです。
もちろん信用情報機関に加盟しているため、支払い遅延が信用情報に影響出ますし、新しく部屋を借りようとする際に上記のような会社が保証会社の場合には、審査を行うのにCICやJICCを参照されることとなります。

3 まとめ

ここまでの内容を簡潔にまとめると、ブラックリストとなってしまう条件は以下2つ。
・支払い期日から61日以上遅延が発生してしまっている
・支払い先(債権者)が信用情報機関に加盟している
この2つの条件を満たす場合にはブラックリストになってしまっている可能性が高いです。
一度ブラックリストになってしまうと解消するにはかなりの時間を要します。
まずは遅れてしまっている支払いを正常化させ、残っている借金を早期に完済することを最優先に考えましょう。

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